モニエル瓦 屋根塗り替え工事
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ビフォー&アフター
モニエル瓦 屋根塗装工事
- 施工年月:2012年10〜11月
- 現場住所:兵庫県内
屋根瓦つなぎ目から徐々に雨や水が浸入して染み出し、屋根内部の木部がもろくなるなどして雨漏りの原因になります。屋根塗装の際に補修などでそれが少しでも早く食い止められれば、家のメンテナンス費用も低コストで実現できます。マイホームを持ったら、定期的なお住まいのメンテナンス(塗り替え計画=塗替えサイクル)を検討することはたいへん重要です。
屋根塗り替えの作業工程
足場掛け
足場工事は安全性や施工品質を維持するために、高さ2m以上になると必要な工事です。
足場工事費には足場の架け掃い、飛散防止ネット、部材運搬費等が含まれます。
高圧洗浄
外壁や屋根に付いたホコリや汚れなどは高圧洗浄(120〜150Kg/u)で洗い流します。屋根塗装がある場合は、最初に屋根から洗浄し、汚れを上から洗い流します。
下塗り(プライマー)
旧塗膜や下地材と上塗材の密着をよくするため、シーラー(プライマーという場合もあります。)やフィーラー(凹凸を埋める)を塗ります。
旧塗膜の色が濃い場合や下地によっては上塗材の発色や密着をよくするために2回塗りします。この下地処理を行うことでかなり外壁耐用年数も変わり長持ちすることが期待できます。
中塗り
中塗りの材料は、上塗りと同様の材料を使います。 中塗の目的は塗膜厚を一定量確保し塗膜を長持ちさせることです。塗装具はローラーが主体ですが、ローラが使用できない狭いところなどは刷毛を使用します。
上塗り
中塗りの材料と同様です。上塗の目的は仕上り面を美しくすることです。 ローラーや、狭いところなどは刷毛を使って中塗より丁寧に塗装します。
屋根素材と塗装仕様
屋根材 | |||
---|---|---|---|
名称 | スレート瓦 | 金属・非鉄金属系 | 陶器瓦 |
耐用年数 | 10〜50年 | トタン=5〜20年、ステンレス=20〜50年以上、銅版=20〜100年 | 素焼き=10〜60年 釉薬瓦= 〜数百年(∞?) |
特徴 | 軽量で断熱効果もよく地震国日本で最も使用されている。 但し、アスベストの問題がある。 | 雪国では滑りのよい塗膜のトタンが主流です。 | 地震の多い日本では軽量化が優先され、神社や寺以外での使用は減少傾向 |
塗装仕様 | 弱溶剤ウレタン 弱溶剤シリコン 水性シリコン | 合成樹脂(SOP) アクリル ウレタン | 釉薬瓦は塗装できませんが無釉薬瓦は塗装OKです。塗装店にご相談ください。 |
備考 | 天然スレート:粘板岩 石綿スレート:石綿をセメントで固めたものでコロニアル、カラーベストと呼ばれています。 アスベスト含有瓦がすぐに危険物だということではないですが、老朽化したり解体時には、アスベストが飛散するような状態になると、人体に危険です。 | 最近では一見トタンのように見えるがより耐食性の優れたガルバニウム鋼板を使った屋根材も増えている。 非鉄金属系ではアルミニウム合金板、銅板、チタン板などがある。アルミニウム合金が最も安価で多く使われている。 | 釉薬瓦とは瓦表面に溶けて付着しているガラス質の物質があるもの。 |
資料提供:全国のネット塗装店eペイント