木部塗装
木は呼吸をしています。紫外線や雨風にさらされて伸縮を繰り返します。
塗膜が剥がれやがて木に水が染みこむと脆くなってきます。
きちんと補修して塗装することで長持ちさせることができます。
木部の塗料はさまざまあるのでウッドデッキなどは
家の外壁の色と併せて塗り替えを楽しむこともできます。
塗膜が剥がれやがて木に水が染みこむと脆くなってきます。
きちんと補修して塗装することで長持ちさせることができます。
木部の塗料はさまざまあるのでウッドデッキなどは
家の外壁の色と併せて塗り替えを楽しむこともできます。
木部・帯塗装の作業工程
下塗り
中塗り
中塗りの材料は、上塗りと同様の材料を使います。中塗の目的は塗膜厚を一定量確保し塗膜を長持ちさせることです。塗装具はローラーが主体ですが、ローラが使用できない狭いところなどは刷毛を使用します。
上塗り
中塗りの材料と同様です。上塗の目的は仕上り面を美しくすることです。 ローラーや、狭いところなどは刷毛を使って中塗より丁寧に塗装します。
木部・破風板(はふいた)塗装作業
中塗り
素地調整が終わると木部用塗料で塗装します。塗料はウレタン系を通常使用します。
上塗り
さらに仕上げ塗りを行います。通常2回塗りが多いですが、部材によっては3回塗りになる場合もあります。部材や設置環境、またご家族で臭いに敏感な方がおられる場合は、異なる塗料をご提案させていただくこともあります。
コレなんて読むの!? どこの部分? 意外と知らない家の木部
部位名 | 読み方 | 説明 |
---|---|---|
破風板 | はふいた | 屋根の切り妻部分でもやの木口に山形に取り付ける幅広い板。建物が雨に吹き込まれることを防ぐ役割をもっている。 |
帯 | おび | 帯(おび)はアクセントボードや幕板(まくいた)、化粧胴差(けしょうどうざし)と言ったりする場合もあります。 |
軒裏 | のきうら | 外壁面から外に突き出した屋根部分の裏側にあたる部分が軒。この軒の下側のみえがかり部分を軒裏といいます。軒はそもそも外壁を雨から保護し、開口部の日照調整の役目をする特徴があります。 |
濡れ縁 | ぬれえん | 居室の外部に設けた、雨かがりになる縁側。 |
戸袋 | とぶくろ | 雨戸をおわめるために外壁に設けた袋形式の造作。戸の枚数の多少によって、柱建戸袋、妻板戸袋にしますが、最近は雨戸が鉄やアルミ製のシャッターなので戸袋鉄製になりシャッターを巻いてしまう形式のものになっています。 |
格子 | こうし | 窓などに木材や金属、竹などを組んでとりつけたもの。盗難防止や目隠し、あるいは意匠上の趣向として設けます。 |
突板 | つきいた | 所要木理があらわれるように木取った角材から、刃物で薄くそぎ出した化粧板。用途:化粧木材・化粧合板の表板に用いられる。 |
上記は難しい部位のみ掲載しました。
参考資料:図説建築用語事典/実教出版(株)発行