トタン屋根改修塗り替え工事
E-style(イースタイル)は長年の実績で培った技術でお客様のお住まいの
診断調査や点検を細やかな気配りで実施します。
お客様のご希望やご予算に応じて、最大限の補修・塗装技術で建物を
美しくよみがえらせ、長持ちさせます。
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お客様のご希望やご予算に応じて、最大限の補修・塗装技術で建物を
美しくよみがえらせ、長持ちさせます。
ビフォー&アフター
トタン屋根塗装工事
- 施工年月:2013年11月
- 現場住所:神戸市兵庫区
今回の依頼は前回某塗装会社塗装後から5年ほどで剥離と腐食が著しいとの事で調査依頼があり現調しました所、確かに5年ほどで腐食、剥離が酷く原因を調べたところ施工不良と判明しました。元々亜鉛メッキ処理された瓦棒に目あらし(ケレン)された様子もなく、また防錆処理(錆止)されずに塗装されてたことが分かりました。予算が限られてるとの事で要望に応えるため私共が施工しました。2階建ての屋根で勾配もきつく又隣が立体駐車場で飛散の恐れもあり予算もあまりないとも事でしたので自社で丸太で組み飛散ネットを張り養生しました。本当は弱溶シリコンか弱溶フッ素を塗りたかったのですが、今回は既存塗膜を出来るだけ剥離した後亜鉛物に対して塗料の密着を考え強溶剤2液エポ(エスコ)を塗り、ご予算の関係もあり弱溶ウレタン塗装で納めさせていただきました。
トタン屋根塗り替えの作業工程
足場掛け・養生
足場工事は安全性や施工品質を維持するために、高さ2m以上になると必要な工事です。
隣接駐車場に対して、飛散防止ネットを張り足場を設置しました。
下地処理(ケレン作業・その他劣化部分の処理)
トタン屋根の場合は、旧塗膜のサビをきちんと落とすことが重要です。また、空洞箇所がみられたのでシーリング材でシール処理しました。
【空洞箇所シール処理】
空洞箇所
空洞箇所シール処理
エポキシ錆止め塗装(下塗り)
上塗り
上塗の目的は仕上り面を美しくすることです。 ローラーや、狭いところなどは刷毛を使って中塗より丁寧に塗装します。
上塗り弱溶剤2液型ウレタン塗料にて塗装中
塗装完了
屋根素材と塗装仕様
屋根材 | |||
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名称 | スレート瓦 | 金属・非鉄金属系 | 陶器瓦 |
耐用年数 | 10〜50年 | トタン=5〜20年、ステンレス=20〜50年以上、銅版=20〜100年 | 素焼き=10〜60年 釉薬瓦= 〜数百年(∞?) |
特徴 | 軽量で断熱効果もよく地震国日本で最も使用されている。 但し、アスベストの問題がある。 | 雪国では滑りのよい塗膜のトタンが主流です。 | 地震の多い日本では軽量化が優先され、神社や寺以外での使用は減少傾向 |
塗装仕様 | 弱溶剤ウレタン 弱溶剤シリコン 水性シリコン | 合成樹脂(SOP) アクリル ウレタン | 釉薬瓦は塗装できませんが無釉薬瓦は塗装OKです。塗装店にご相談ください。 |
備考 | 天然スレート:粘板岩 石綿スレート:石綿をセメントで固めたものでコロニアル、カラーベストと呼ばれています。 アスベスト含有瓦がすぐに危険物だということではないですが、老朽化したり解体時には、アスベストが飛散するような状態になると、人体に危険です。 | 最近では一見トタンのように見えるがより耐食性の優れたガルバニウム鋼板を使った屋根材も増えている。 非鉄金属系ではアルミニウム合金板、銅板、チタン板などがある。アルミニウム合金が最も安価で多く使われている。 | 釉薬瓦とは瓦表面に溶けて付着しているガラス質の物質があるもの。 |
資料提供:全国のネット塗装店eペイント